- 婦人科では、女性特有の症状や病気を中心に幅広く診療します。主に、子宮や卵巣の疾患の有無(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)、月経に関係する症状や更年期障害などの診察、検査、治療を行っています。
- また、性感染症(STD)も対象となります。STDは放置が続くと不妊症の原因(クラミジア感染症 など)にもなりますので、恥ずかしがらずにご受診ください。
- 女性ホルモンの変動は、様々な肉体とメンタルの不調に関係します。
- 当院長(女医)や女性スタッフが応対いたします。
- 症状によって、他院での検査・治療が必要と医師が判断した場合は、速やかに提携医療機関をご紹介いたします。
更年期障害について
一般的に50歳前後で閉経を迎えます。早いと40歳前後から、卵巣の萎縮で女性ホルモンが減少してきます。この女性ホルモンの減少によって体調不良(更年期)が起こってきますが人によって5年から10年と幅があります。 最後の月経から1年間出血を見ないと、これで閉経と診断しております。
YouTube動画
佐藤院長が講師を務めた板橋区の動画配信サービス「チャンネルいたばし」のリンクです。 「更年期講座 女性のQOL向上のために」をテーマに3本の動画があります。 ぜひYouTube動画をご覧下さい。下記ページの中段の動画リンクよりご覧ください。
板橋区HP「チャンネルいたばし 更年期講座 女性のQOLの向上のために」
婦人科では下記のような症状を診療しております。
- 月経の異常…月経の痛みが激しい、月経の周期が短い(24日以内)あるいは長い(39日以上)、月経期間が短い(2日以内)あるいは長い(8日以上)、月経時の出血量が少ない、多い など
- おりものの異常…量が多い、悪臭がする、色がおかしい、血が混じっている など
- 外陰部の異常…腫れやかゆみ、できものがある など
- 不正出血…月経時以外の性器からの出血、性交後や閉経後の出血 など
- 乳房の異常…痛みやしこりがある、乳房のへこみ など
- 下腹部痛…婦人科疾患の可能性としては、月経困難症、子宮内膜症、子宮筋腫、骨盤腹膜炎、付属器炎、卵巣出血、卵巣腫瘍、卵巣の茎捻転、排卵痛 など
- 下腹部以外の痛み…排便痛、排尿痛、性交痛、腰痛 など
- 更年期障害がひどい
- 頻尿
- 便秘
- 肌が荒れ(月経との関連あり)ている など
治療内容や料金については、別途料金表ページもご覧ください。
料金表ページお悩み別
不正出血がある
ホルモン異常、子宮頸がんや体がん、または子宮頸管ポリープ、膣炎など疑います。受診前の準備として、閉経前の方は基礎体温をつけながら来院されるとよいです。
生理痛がつらい
機能性と器質性月経困難症があります。受診して診断を受ける、また治療をして下さい。
生理不順がつらい
ホルモン異常が考えられます。基礎体温の測定をはじめてください。来院可能な時期にお越し下さい。
おりものに異常がある
性病から一般細菌または子宮がんも考えられます
陰部がかゆい
外的刺激や膣炎と合併している事もあります。また閉経後のかゆみは皮膚の萎縮との関係もあります。治療できますので慢性にならないうちに受診してください。
下腹部痛がある
月経周期と無関係なら、骨盤内感染症や卵巣腫瘍なども考えられます。受診して下さい。
動悸・発汗がある
自律神経失調や更年期障害を疑います。血液検査でわかりますが更年期障害の講演Youtubeをご覧下さい。
YouTube動画子宮がん検診で異常
精密検査が必要です。結果を持って月経時を避けて受診して下さい。
生理をずらしたい
希望の日程の1または2周期前に受診して下さい
避妊をしたい
低用量ピル、避妊リングなどありますのでご相談してください。 緊急避難ピルもありますので、性交ご72時間以内に受診して下さい。
乳房に異常
月経が終わっても違和感あれば、受診してください。ただ授乳中以外は原則乳腺外科が専門となります。 40歳以上の方は、区の乳がん検診を受診いただく方法もあります